好きなのだ。スケート！って言っても、自分で滑るのは大嫌いなんだけどね。今はなくなってしまった横浜ドリームランドに、小学校の時にはスケート教室で、毎冬行かされて、冷たくしめった貸靴を履かされて、スピードを出して滑る人たちにビクビクしながら滑った、嫌な思い出。赤坂小町の時、たぶんあれは後楽園のスケート場。（今もある？）営業で演奏していたら、高校の時つきあっていた男の子が、彼女と楽しげに滑っていて、こっちは、パッとしない衣装で、誰も観たがってない演奏してて、気の毒そうに元彼氏が声掛けてきたりして。だから、スケート場は嫌いだけど、フィギュアスケートをテレビで観るのは、ここのところ冬の楽しみなの。だから、今日は朝から夜が楽しみだった。グランプリファイナル。高橋選手がいないのは寂しいけど、真央ちゃんと、ミキティ、キムヨナ。どうなる！！中野選手は、イジワルされたことのある知り合いに似てる気がして、少し苦手なんだが、でも、あのドーナツスピンは、楽しみだし、でも、ミキティに頑張って欲しい。なんだか幸薄そうに見える顔が、笑顔になって欲しい。衣装もいつもかわいいし。四回転、明日成功しますように！なんて、祈ってしまいます。
ブログ: 2008年12月アーカイブ
ラウドネスのドラマーの樋口宗孝さんが、闘病生活の末、亡くなってしまいました。その日の夕方、連絡をもらってから、なんだか心のピースが欠けてしまったかのように、やりきれない気持ちで過ごしています。沢山持っている、樋口さんのドラムの音源を聞くと、樋口さんのドラムがもう見られないことが、悔しくて、悔しくてしかたないんです。最後に会った時、「子供ってかわいい？」と樋口さんが聞いてきたので、「かわいいですよぉー。樋口宗孝の遺伝子を、日本のロック界に、絶対残してくださいよぉ」って話していたのに。ホントに、うそみたいにいなくなってしまいました。加奈ちゃんが、「樋口さんの前世は、きっと武士だよ」って言ったことがあったけど、生で樋口さんのドラムを観た人はわかると思うけど、気迫でコワくて口がきけなくなるあの感じ。風が吹くドラムに、こっちがびびってると、ちょっとニヤっとして、叩かされて、必ずひとつためになるアドバイスをくれて、そのあと、必ず飲みに連れて行ってくれて。そこでも、高校生みたいに割りばしで、フレーズを練習させられたりして。そんな風に、沢山の後輩を引っ張っていてくれた、プレイ以外も偉大なドラマーでした。まだまだ叩きたかったと思うし、残したいものも沢山あったんだろうと思うと、先輩なのに失礼だと思いますが、可哀想でたまりません。あんなに強かった樋口さんが、死を前にして、眠れない夜があったり、こわくて叫び出しそうだったりしたんじゃないかと考えると、苦しくなります。帰ってきて欲しかった。残酷ですね。残してくれたものは山ほどあるけど、もっともっと生きていて欲しかった。
