ブログ: 2009年7月アーカイブ

マイケル先生

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昨日、プリプリ時代のスタッフの人から電話があって、「ちょっと、かわりたがってる人がいるから、かわるね」と言って、電話をかわったのはプリンセス2のディレクターだった、日本人だけどマイケルという名前のマイケルさんだった。マイケルさんは、プリプリの作詞の助産婦さんのような人で、いつまでもグダグダと「詞が書けなーい」とノートと格闘している私たちのお尻を引っぱたいて、時にツルリと、時にもう一晩頑張れ!と言って独りばっちにしたりした、とにかく居なくちゃ困るマイケルさんです。今度、また女子バンドをやるらしいと聞いて、ジェラシーを感じた私だけど、他のメンバーも、きっとそうだと思う。当時レコーディングの作業は、自分の未熟さと向き合わなくちゃいけない孤独との戦いで、あまり好きじゃなかったけど、思うと、今じゃ絶対味わえないことがいっぱいあって、たまにすごく恋しい。詞書き部屋って名付けた部屋や、場所がない時は、スタジオの一階の閉店した後の喫茶店の隅とかで、マイケルさんと恋愛や本や映画の話。エッチな話も、家族に子供のころの話もした。隣の机では、加奈ちゃんがタバコを吸いながら、すごい筆圧でなにか書いてる音がして、遠くでコーラスを録るのに苦労してるらしい音が聞こえて、「コンビニ行くけど、なんかいる?」ってマネージャーの市やんが顔を覗かせると、とにかく現実逃避したい私は、「いく!」って付いて行った朝方の前の、ひんやりした空気。今じゃ、ないなぁ。だから、ちょっとジェラシーなの。久々、マイケルさんと話した話は、子供の話と、介護の話。でも、いま、アルバム作ったら、女子バンドにはできないすっごい年季の入った、ふかーいアルバムができそう。でも、売れないと思う(笑)。隣では、今朝から38度の熱が出て、ママから離れない悠理が大人しくテレビを観てます。喜ぶかと思って、ぽにょのDVDを出したら、そんな赤ちゃんが観るようなのは観ないと言われました。彼はいま、ベイブレードにはまってます。この頃、まあまあ元気な蓮は、小学校にサッカーです。今日は晴れたから、洗濯も乾いたね。午後はまだまだ続きます。またね。

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