ブックス: 2003年2月アーカイブ

センセイの鞄

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著者:川上弘美
出版社:平凡社
読書期間:2002年10月27日〜2002年11月8日

ぼろ泣きはしなかったものの、この本を読んでいる期間、なんか気持の良い時間が過ごせた。主人公の女性はよく居酒屋にいくんだけど、そのお店や帰り道なんかにまるで自分が行ったような気持ちになれて、子育てであんまりそんなことができない私のストレスが、ふっと消えたりした素敵な素敵な本。

最後の息子

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著者:吉田修一
出版社:文藝春秋
読書期間:2002年10月24日〜2002年10月26日

私の身近には、ゲイの人がいないので、ゲイの人の話はなるほどと思いつつ、ずんっとは響かない。吉本ばななさんも、最初の"キッチン"でゲイの登場人物を出したけど、やっぱりすごい人の環境にはゲイがいるものだろうか?とふと思う。にしても、登場する男の子が、好み。

飛行少女(上)(下)

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著者:伊島りすと
出版社:角川
読書期間:2002年10月14日〜2002年10月23日

この人の書く、子供達はどこか悲しくて、私の子供時代とは違うけど、だから違う分入り込めてしまう。内容が飛躍していたから最後はあれれだったけど、そんなこと抜きで面白かった。はやく次回作が読みたいのだ。

子盗り

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著者:海月ルイ
出版社:文藝春秋
読書期間:2002年10月7日〜2002年10月13日

聞いた噂がよかったから、すんごい期待して読んだけど、なんかリアルなようで、いまいち3人の、子供が欲しいのに出来ない女、いらないのにできちゃた女、手放して悲しい女がリアルじゃなく思えた。ふむ。

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